2026年11月4日水曜日

県内主要10港の水揚状況(期間:9月1日~30日)

 ■ 定置網 シイラは前年を上回り、サバ類、フクラギ・コゾクラは前年を下回っています。

■ まき網 ガンド、フクラギ・コゾクラは前年を上回っています。

■ 底びき網・ごち網 アマエビは前年を上回り、ニギスは前年並みです。

■ 刺網・釣・その他 サザエは前年を上回り、ベニズワイガニは前年を下回っています。












寒ブリの資源状況と海況

 ■ 本県では11月から寒ブリが水揚げされます。ブリの資源量と能登半島沿岸への来遊に影響する海況の現状は以下の通りです。

■ 水産研究・教育機構による「令和7年(2025)年度ブリの資源評価」によると、ブリの資源量は1994年以降、2017年まで増加傾向が続き、2024年時点では高い水準が続いています。寒ブリとして水揚げされる2歳以上(4kg以上)の資源量についても、2024年時点では高い水準にあります。

■ ブリは暖水性の魚種であり、南下期に新潟県から能登半島までの日本海北部沿岸の海水温が高いと、沿岸寄りに回遊する傾向があります。本年10月中旬時点では、南下期における日本海北部沿岸の水温は、例年よりも高めに予想されています。



調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:10月8日~12日)

 ■ 調査船白山丸は10月8~12日に日本海中央部でイカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0.15~3.67尾でした。全調査点の平均CPUEは1.71尾で、過去5年平均(4.92尾)※を下回りました。定点調査ではないため厳密には比較できませんが、今年の調査時点の日本海中央部のスルメイカの分布量は過去5年平均を下回っていたと考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は21.4cmで、魚体は過去5年平均(21.3cm)※に近い大きさでした。

※2024年は欠測



石川県周辺海域の海面水温 (期間:10月16日~22日)

 ■ 石川県周辺の海面水温 10月16日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は22~23℃台であり、過去5年平均との差は-0.5~+0.5℃程度でした。

■ 沿岸観測ブイの水温 今期の平均水温は23.1℃であり、前年同時期との差は±0.0~+0.3℃、過去5年平均との差は+0.6℃でした。

■ 港内の水温 今期の平均水温は22.0~22.9℃であり、前年同時期との差は-1.2~+0.3℃、過去5年平均との差は-0.4~+0.6℃でした。