●「平成21年度第3回日本海海況予報(平成21年10月2日)」の概要
日本海沿岸の道府県水産研究機関と水産総合研究センター日本海区水産研究所が検討し、とりまとめた日本海海況予報が以下のとおり発表されました。
1 今後の見通し(2009年10月〜12月)
(1) 隠岐諸島北東の暖水域は、強い勢力を保ったままほぼ停滞する。能登半島北方の暖水域は佐渡北西に移動する。上越沖の暖水域は消滅する。
(2) 山陰・若狭沖、佐渡島沖の冷水域の張り出しは、平年並み。
(3) 対馬暖流域の表面水温は、"平年並み"で経過する。
(4) 対馬暖流域の50m深水温は、日本海西部及び北部とも"平年並み"〜"やや低め"で経過する。
2009年10月30日金曜日
日本海海況予報(平成21年10月)
9月の漁獲量−その他(漁海況情報160号)
○ まき網
主要10港合計は1,255トンで、平年並みの漁獲量でした。
最も多く漁獲されたのはマアジの333トンで、平年をやや上回りました。クロマグロ(20kg以上)は46トン、メジ(クロマグロ20kg未満)は86トンで、七尾港・金沢港で9月中旬まで水揚げが続いたことから、平年をかなり上回りました。
○ 刺 網
主要10港合計は142トンで、平年をやや上回る漁獲量でした。
最も多く漁獲されたのはウマヅラハギ(かわはぎ)の27トンで、富来港主体に平年並みでした。ウスメバル(やなぎばちめ)は22トンで、輪島港主体に平年をかなり上回りました。ハツメ(あからばちめ)は14トンで平年をやや上回りました。
○ 釣 り
釣りの主要10港合計は24トンで、平年をやや下回る漁獲量でした。
最も多く漁獲されたのはマダイの3トンで、平年をやや下回りました。
小型いか釣り(スルメイカ)の主要10港合計は7トンで、平年をかなり下回る漁獲量でした。
9月の漁獲量−底びき網(漁海況情報160号)
○ 底びき網
主要10港合計は712トンで、平年(過去10カ年平均)をやや上回る漁獲量で
した。
最も多く漁獲されたのはハタハタの146トンで、平年をかなり上回りました。蛸
島港・輪島港主体に過去10年間で最も多い漁獲量となりました。ニギスは143ト
ン、アマエビは120トンで、いずれも平年をやや上回りました。アカガレイは38
トンで平年並みでした。
主要10港合計は712トンで、平年(過去10カ年平均)をやや上回る漁獲量で
した。
最も多く漁獲されたのはハタハタの146トンで、平年をかなり上回りました。蛸
島港・輪島港主体に過去10年間で最も多い漁獲量となりました。ニギスは143ト
ン、アマエビは120トンで、いずれも平年をやや上回りました。アカガレイは38
トンで平年並みでした。
9月の漁獲量−定置網(漁海況情報160号)
○ 定置網
主要10港合計は1,064トンで、平年(過去10カ年平均)をやや上回る漁獲
量でした。
最も多く漁獲されたのはマアジの299トンで、平年をかなり上回りました。
サワラは177トンで、富来港・輪島港主体に平年をかなり上回りました。
フクラギは297トンで平年をやや上回りました。
主要10港合計は1,064トンで、平年(過去10カ年平均)をやや上回る漁獲
量でした。
最も多く漁獲されたのはマアジの299トンで、平年をかなり上回りました。
サワラは177トンで、富来港・輪島港主体に平年をかなり上回りました。
フクラギは297トンで平年をやや上回りました。
10月海洋観測結果(漁海況情報160号)
●2009年10月観測結果
(1) 本県周辺の水深50m水温は18〜20℃台で、加賀沖では"平年並み"、能登半島外浦沖では"やや低め"から"かなり低め"(1〜2℃低め)、富山湾では"平年並み"の水温分布を示しています。
(2) 表面水温は21〜22℃台で、加賀沖・能登半島外浦沖・富山湾のいずれの海域も"平年並み"の水温分布を示していますが、禄剛埼北方沖合には"かなり低め"(1〜2℃低め)の海域がみられます。
(3) 能登半島西沖の冷水域は、平年に比べやや岸寄りに分布しています。
(4) 佐渡島沖の冷水域は、平年に比べ禄剛埼にやや近づいて分布しています。
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