独立行政法人水産総合研究センターが発表した大型クラゲの出現に関する現在までの情報は以下のとおりです。
1 大型クラゲの出現状況(上図参照)
・7月17日と19日の目視調査では、中国・青島沖の黄海中央海域で少数の大型クラゲが確認されました。
・7月15~25日の分布調査では、済州島の南で3個体の大型クラゲが確認されました。
・対馬近海~山陰西部海域では、現在までのところ、大型クラゲは確認されていません。
以上のように、現時点での大型クラゲの出現量は、黄海では出現量の少なかった平成20年と同程度ですが、東シナ海や日本海では非常に少ない状況です。
2 大型クラゲ出現予測について(8月下旬)
黄海中央部の大型クラゲ群は8月末まで黄海内部に滞留し、日本周辺水域への大量出現の可能性は低いと思われます。
0 件のコメント:
コメントを投稿