調査船白山丸は8月18日から25日に日本海中央部(大和堆北東~津軽海峡西沖合)でイカ釣り試験操業を行いました。
スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は13.3~183.0尾(平均:68.2尾)でした(表参照)。昨年同時期の調査ではCPUEの平均は20.3尾であったことから、調査時点における同海域へのスルメイカの来遊量は昨年よりも多いと判断されます。
昨年夏は猛暑のため日本海の全域で表面水温が平年よりも著しく高くなりました。このためスルメイカの分布域が北に偏り、日本海中央部には漁場が形成されませんでしたが、今年は昨年ほどの漁場の北偏はない模様です。
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