・集計期間:平成23年1月~12月
・漁業種類:石川県内主要港の沖合底びき網漁業と小型底びき網第一種漁業
・集計対象港:橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松波港・宇出津港
1 水揚げ量と金額(図1)
石川県内主要港における平成23年の水揚げ量は5,637トンで、平年(過去10年平均)並みでした(平年比92%、前年比90%)。ズワイガニ(雄)・アカガレイ・ヤナギムシガレイ(めがれい)などが好調でしたが、ハタハタ・アマエビは不調でした。水揚げ金額は37億1千万円で、平年並みでした(平年比94%、前年比100%)。
2 出漁回数(図2)
年間延べ出漁回数は11,255回で、平年の85%、前年の98%でした。出漁回数は引き続き減少傾向にありますが、出漁1回当たりの水揚げ金額はやや上向きで推移しています。
3 産地価格(図3)
県内産地価格(底びき網)の推移について、平成7年を100とした指数でみると、平成23年は75で前年を上回りました(前年比107%)。近年の推移をみると、平成18年以降横ばいで推移しています。
(海洋資源部 木本昭紀)
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