日本海スルメイカ漁場一斉調査が6月下旬から7月上旬に行われました。この調査は石川県の調査船白山丸の他、鳥取県から北海道の研究機関の調査船8隻が共同してスルメイカの資源量や分布状況を調査するもので、日本海の合計54定点(図1)でイカ釣り調査を行いました。
全調査点のイカ釣機1台1時間当たりの釣獲尾数(CPUE)の平均値が資源量の指標となります。今年の平均CPUEは17.3尾であり、昨年(16.6尾)および過去5ヵ年平均(16.3尾)をやや上回りました(図2)。この結果から、今年の資源量は昨年および過去5ヵ年平均をやや上回ると判断されます。
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