調査船白山丸は9月20日から26日に日本海中央部の大和堆付近の海域でイカ釣り試験操業を行いました。
スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は、23.8~141.0尾(平均:65.4尾)と高く、スルメイカが高密度に分布していました。昨年同時期の調査ではCPUEの平均は24.5尾であったことから、調査時点における同海域へのスルメイカの来遊量は昨年よりも多いと判断されます。
魚体サイズは外套長23~25㎝台が最も多く、昨年(外套長21~23㎝台が多かった)より大型でした。(海洋資源部 四方崇文)
(お知らせ:白山丸の調査予定)
大型クラゲ分布量調査 10月10日~12日 (能登半島周辺海域)
スルメイカ釣り調査(第5次) 10月16日~25日 (日本海沖合)
沖合海洋観測・スルメイカ稚仔採集調査 10月29日~31日 (能登半島北西沖~大和堆)
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