一般社団法人漁業情報サービスセンターが集計した7月下旬の大型クラゲの出現状況は下記のとおりです。
漁業操業時の確認情報
対馬西岸の定置網に傘径30~50cmのクラゲが10~20個体(26日・28日)入網しました。定置網では今期初めての入網です。
調査船による確認情報
対馬西沿岸では、水中カメラ調査と魚群探知機調査により247~2,113個体が確認されました。対馬東沿岸から島根県沖では、目視調査とネット調査により1~6個体(傘径:36~80cm)が確認されました。
今後の出現予想
独立行政法人水産総合研究センターは、7月中下旬の分布状況に基づく数値計算により、今後の大型クラゲの出現を予測しています。対馬西沿岸に分布する大型クラゲは韓国東岸を北上・離岸して東方に分布を拡げるとともに、一部は南下して8月中旬頃に隠岐諸島周辺海域に到達すると予想されています。今後、山陰沿岸では注意が必要です。
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