調査船白山丸は9月5日から12日に日本海中央部の大和堆周辺海域から北海道積丹半島西沖でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は、大和堆周辺海域で39.2尾~62.0尾、積丹半島西沖で43.0尾と高く、これらの海域にスルメイカが高密度に分布していました。本調査の平均CPUEは38.3尾で、前年9月調査(65.2尾)および過去5年間の9月調査平均(44.5尾)を下回りました。本調査で漁獲したスルメイカの平均外套長は23.7cmで、前年(24.8cm)に比べて魚体はやや小さめでした。
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