2014年2月7日金曜日

底曳網の年間水揚量のまとめ (期間:2013年1月~12月)

2013年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松 波港・宇出津港)の沖合底曳網と小型 底曳網による水揚げの概要は以下のとおりです。
水揚重量と水揚金額 2013年の水揚重量は5,122トンで、前年(5,586トン)の92%、過去10年平均(6,160トン)の83%でした。過去10年平均に比べて、アカガレイ・マダラなどが多かったものの、ハタハタ・アンコウ・ホッケなどが少なく、特 にハタハタの減少が目立ちました。一方、2013年の水揚金額は35.0億円であり、前年の100%、過去10年平均の91%でした。過去10年平均に比べて、ズワイガニ・コウバコなどは多かったものの、ハタハタ・アマエビ・アカガレイ・ニギスなどが少なく、ハタハタの減少が目立ちました。

出漁回数 2013年の延べ出漁回数は11,217回で、前年の100%、過去10年平均の88%でした。また、2013年の1回出漁当たりの水揚金額は31.2万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2008年以降、概ね横ばいで推移しています。

産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2013年の指数は68.6で、前年(66.9)・過去10年平均(67.7)をわずかに上回りました。過去10年平均に比べて、アカガレイ・ニギスの単価
は低下したもののズワイガニ・コウバコの単価は上昇しました。

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