■ 8月8日9時の気象庁情報によれば、強い勢力の台風11号は四国・中国地方を経由して11日朝には能登半島沖の日本海に達する予想です。能登半島沖での中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は 30m/s (60ノット)と予想されています。
■ 本県ではこれにともなって南西寄りの風が強まり、舳倉島では10日18時に南南西27m/秒が予想されています。
■ 予測される気象条件を基に、「急潮予測モデル」を用いて急潮が最も強まる時刻と流れを予測した結果は以下のとおりです。
・外浦海域
8月11日未明から早朝 0.6~1ノット 下り潮
・内浦海域北部(小木以北)
8月11日未明から早朝 0.9~1.8ノット 下り潮
8月11日昼過ぎから夜 1.3~2.2ノット 上り潮
・内浦海域南部(小木以南)
8月11日昼頃 0.5~0.8ノット 下り潮
8月11日夜遅く 0.7ノット 上り潮
■ モデル予想では内浦南部の流れが弱く予想されていますが、過去の同様な台風のケースでは、長手埼から大野木にかけて1.2~1.9ノットの非常に強い上り潮が岸を右手に見て伝播した事例がありますので、この地域でも厳重な警戒が必要です。
■ 台風11号による時化と急潮に引き続き厳重に警戒してください。
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