調査船白山丸は8月20日から28日に大和堆の東から北東寄りの海域でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は、7.1~26.1尾と低めでした。本調査の平均CPUEは14.4尾であり、前年の同時期平均(42.4尾)および過去5年間の同時期平均(58.3尾)を下回りました。定点調査でないため厳密には比較できませんが、今期の大和堆付近のスルメイカの分布量は前年および過去5年平均を下回っていると考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は22.3cmであり、前年(22.7cm)および過去5年平均(22.6cm)と同程度でした。
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