調査船白山丸は9月12日から17日に能登半島西沖~大和堆周辺海域でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は大和堆周辺海域では21.1~42.1尾でした。同海域の平均CPUEは27.9尾であり、前年同時期平均(73.8尾)および過去5年同時期平均(50.0尾)を大きく下回りました。定点調査ではないため厳密に比較できませんが、今年9月の大和堆周辺海域の分布量は前年および過去5年平均を下回っていると考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は22.0cmであり、魚体は前年(24.6cm)および過去5年平均(23.7cm)より小さめでした。
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