11月30日に能登町の定置網で体長2mほどのリュウグウノツカイが漁獲されました。アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属する種であり、ジュゴンなどとともに人魚のモデルになった生物のひとつともいわれています。独特な形態から深海魚の代表格として有名で、図鑑などで見てご存知の方も多いのではないでしょうか。実はそこまで珍しいものではなく、日本近海でも岸に打ち上げられたり混獲されたりして時おり目撃されています。リュウグウノツカイの出現は地震や天災の前触れだといううわさもありますが、迷信のようです。2009年末から2010年2月に石川県でも10件ほど立て続けに採捕されましたが、その時も特に異変は起こりませんでした。
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