日本海 7月5日に対馬の小型定置網に傘径70cmの大型クラゲ1個体、壱岐の小型定置網に傘径50cmの大型クラゲ1個体の入網がありました。
東シナ海 水産研究・教育機構の調査船陽光丸は6月25~29日に東シナ海で目視調査等を行い、東シナ海西部で大型クラゲの分布を確認しました。確認された大型クラゲは傘径5~80cmで、ネット調査では計1個体が入網しました(前年度は計9個体)。なお、前年度までとは調査範囲が異なるため、分布密度の比較はできません。
黄海 広島大学は6月27日~30日に仁川(韓国)・連雲港(中国)間と上海・大阪間の国際フェリーで目視調査を行い、仁川・連雲港間では青島南沖で傘径20~40cmの小規模な集団(最大密度0.015個体/m2)を、上海・大阪間では済州島南沖で傘径20~40cmの小規模な集団(最大密度0.0067個体/m2)を視認しました。前年同時期の仁川・連雲港間における最大密度は13.3個体/100m2であり、今年度は大きく下回りました。
東シナ海 水産研究・教育機構の調査船陽光丸は6月25~29日に東シナ海で目視調査等を行い、東シナ海西部で大型クラゲの分布を確認しました。確認された大型クラゲは傘径5~80cmで、ネット調査では計1個体が入網しました(前年度は計9個体)。なお、前年度までとは調査範囲が異なるため、分布密度の比較はできません。
黄海 広島大学は6月27日~30日に仁川(韓国)・連雲港(中国)間と上海・大阪間の国際フェリーで目視調査を行い、仁川・連雲港間では青島南沖で傘径20~40cmの小規模な集団(最大密度0.015個体/m2)を、上海・大阪間では済州島南沖で傘径20~40cmの小規模な集団(最大密度0.0067個体/m2)を視認しました。前年同時期の仁川・連雲港間における最大密度は13.3個体/100m2であり、今年度は大きく下回りました。
■ 東シナ海および黄海における分布状況より、今年度の日本周辺海域における大型クラゲの大量出現の可能性は低いと考えられます。ただし、既に対馬・壱岐の小型定置網に入網していることから、石川県でも注意が必要です。水産総合センターでは今後も大型クラゲの出現情報を収集・提供してまいります。大型クラゲの目視・入網情報等がありましたら、水産総合センターまでお知らせください。
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