■ 台風20号は日本海に抜けてからも勢力を維持し, 石川県沖を通過した後の24日9時時点でも中心気圧980 hPa, 最大風速は30 m/s程度となると予想されています. 同等の規模をもった台風の例として98年の台風10号があり, この際は舳倉島で最大20 m/sの南西風が吹き, 急潮が発生して県内で被害がありました. また, 中心付近の勢力が非常に強いため, 進路の微妙な違いや地理的要因によって風向き・風の強さが大きく変化する可能性があります. 予報円の中でも石川県に近い進路をとった場合, 25 m/s以上の暴風が吹く可能性があり, この場合, 2004年に県内で大きな被害をもたらした台風15号・16号と同等の規模の急潮が発生する可能性があります.
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