2020年2月28日金曜日
石川県周辺海域の水温 (期間:2月15日~19日)
沿岸の海面水温 2月19日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は11~12℃台であり、過去5年平均との差は+0.5~+1.0℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は11.8~12.1℃で、2月上旬から約0.9℃低下しました。前年同時期との差は+0.2~+0.9℃、過去3年平均との差は+0.8~+1.2℃でした。
港内の水温 今期の水温は10.4~12.2℃で、前年同時期との差は+0.5~+1.9℃、過去3年平均との差は+1.4~+1.6℃ でした。
石川県主要港の水揚状況 (期間:2月1日~15日)
定置網 マアジ・フクラギ・コゾクラは前年を上回り、カワハギは前年並み、マイワシ・ブリ・ウルメイワシ・マダラは前年を下回りました。カタクチイワシは875トン水揚げされました。1月前半から2月前半までの累計は1,622
トンで、前年(839トン)および過去5年平均(210トン)を上回りました。スルメイカは126トン水揚げされました。12月前半から2月前半までの累計は269トンで、前年(163トン)および過去5年平均(228トン)を上回りました。サバは34トン水揚げされました。10月前半から2月前半までの累計は1,015トンで、前年(351トン)および過去5年平均(577トン)を上回りました。
まき網 マアジ・カマス主体の水揚げで、前年を下回りました。
底びき網・ごち網 マダラ・ニギス・ソウハチは前年を上回り、ズワイガニ・ハタハタは前年を下回りました。アカガレイは75トン水揚げされました。1月前半から2月前半までの累計は136トンで、前年(123トン)並みであり、過去5年平均(97トン)を上回りました。アマエビは34トン水揚げされました。1月前半から2月前半までの累計は95トンで、前年(115トン)および過去5年平均(97トン)並みでした。
2020年2月14日金曜日
石川県周辺海域の水温 (期間:2月1日~5日)
沿岸の海面水温 2月5日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は12℃台で、過去5年平均との差は+0.0~+0.5℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は12.7~12.9℃で、1月下旬から約0.6℃低下しました。前年同時期との差は+0.2~+0.4℃、過去3年平均との差は+0.9~+1.1℃でした。
港内の水温 今期の水温は10.6~13.1℃で、前年同時期との差は+0.6~+1.1℃、過去3年平均との差は+1.4~+1.7℃でした。
底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2019年1月~12月)
2019年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網と小型底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。
水揚重量と水揚金額 2019年の水揚重量は4,362トンで、前年(4,499トン)の97%、過去10年平均(5,132トン)の85%でした。過去10年平均に比べて、アマエビが多く、ズワイガニ・アカガレイ・コウバコなどが少なくなりました。2019年の水揚金額は35.4億円であり、前年(35.2億円)の101%、過去10年平均(36.2億円)の98%でした。過去10年平均に比べて、アマエビが多く、アカガレイ・ニギス・ハタハタなどが少なくなりました。
出漁回数 2019年の延べ出漁回数は8,818回で、前年の105%、過去10年平均の82%でした。また、2019年の1回出漁当たりの水揚金額は40.1万円で、前年の96%、過去10年平均の118%でした。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2019年の指数は88.2で、前年(83.5)並みであり、過去10年平均(74.3)を上回りました。過去10年平均に比べて、ニギスなどの単価が低下したものの、ズワイガニ・アカガレイ・コウバコなどの単価は上昇しました。
石川県主要港の水揚状況 (期間:1月16日~31日)
定置網 カタクチイワシ・ソウダガツオ・フクラギ・コゾクラ・マアジは前年を上回り、スルメイカ・サバは前年並み、ブリは前年を下回りました。カワハギは60トン水揚げされました。10月~1月の合計は124トンで、前年(102トン)を上回り、過去5年平均(203トン)を下回りました。
まき網 マアジは前年を上回り、サバは前年を下回りました。
底びき網・ごち網 アマエビ・ニギス・ズワイガニ・ノトエビは前年を上回り、アカガレイ・マダラは前年並みでした。
刺網・釣り・その他 マダラ・ナマコは前年を上回り、ベニズワイガニは前年並み、アマエビは前年を下回りました。
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