今期(2019年10月~2020年3月)の定置網によるフクラギの水揚量は416トンで、前年(236トン)を上回り、過去5年平均(409トン)並みとなりました。漁海況情報439号では、今期の水揚量を432トンと予想しており、ほぼ予想どおりの水揚げでした。
今期(2019年11月~2020年3月)の定置網による寒ブリの水揚量は271トンで、前年(698トン)および過去10年平均(614トン)を大きく下回りました。能登半島周辺の水温分布はブリの来遊に適した条件でしたが、2015年・2016年生まれの資源が少なく、このことが水揚げの減少に大きく影響したものと考えられます。今後、水温、資源量、回遊など様々な要因を再検証し、予測精度の向上に努めていきたいと考えています。
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