■ 2020年10月19日発行の漁海況
情報460号では、10~11月のフクラギ
の水揚量の見通しをお知らせしまし
た。その後、海況数値モデルの水温予
測値が更新されましたので、改めて10
~3月の見通しをお知らせします。
■ 盛漁期(10~11月)の水揚量は11
月の富山湾の50m深水温が高いほど多く、越冬期(12~3月)の水揚量は1月の能登半島北西沖の
200m深水温が低いほど多い傾向がみられます。海況数値モデルによると、盛漁期の富山湾の50m
深水温は過去5年平均並み、越冬期の能登半島北西沖の200m深水温は過去5年平均より低くなる
と予想されています。水温と水揚量の関係式から、今期の水揚量は479トンと見積もられ、前年(416
トン)および過去5年平均(365トン)を上回ると予想されます。
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