2021年2月1日月曜日

定置網の年間水揚状況のまとめ (期間:2020年1月~12月)

■ 2020年の県内主要港(橋立港・金沢港・富 来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松波港・宇出津 港・七尾地区)の定置網による水揚げの概要は 以下のとおりです。水揚<br> ■ 水揚重量 2 0 2 0年の水揚重量は 22 ,176トンであり、前年( 15,308トン) の 145%、過去10年平均(16,802トン)の132% でした。過去10年平均と比べてサワラ・サゴシ・ マイワシ・カタクチイワシなどが多く、特にマイワ シは222%で顕著な増加となっています。一 方、マダイ・フグ類・ガンドなどは少なめでした。<br> ■ 水揚金額 2020年の水揚金額は35.6億 円であり、前年(32.7億円)の109%、過去10 年平均(39.0億円)の91%でした。サワラ・サゴ シ・マイワシなどが過去10年平均を上回ったも のの、マアジなど多くの主要魚種の水揚金額が 過去10年平均を下回りました。<br> ■ 産地価格 水揚金額の多い上位40魚種に ついて、1995年を100とする産地価格指数を 計算したところ、2020年の指数は61.6で、前年(66.9)および過去10年平均(63.4)を下回りました。前 年と比較するとサバなどの単価が上昇したものの、マアジなどの主要魚種で単価が低下したことが、価 格指数の低下に影響しました。<br>

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