■ 2020年の県内主要港(橋立港・金沢港・富
来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松波港・宇出津
港・七尾地区)の定置網による水揚げの概要は
以下のとおりです。水揚<br>
■ 水揚重量 2 0 2 0年の水揚重量は
22 ,176トンであり、前年( 15,308トン) の
145%、過去10年平均(16,802トン)の132%
でした。過去10年平均と比べてサワラ・サゴシ・
マイワシ・カタクチイワシなどが多く、特にマイワ
シは222%で顕著な増加となっています。一
方、マダイ・フグ類・ガンドなどは少なめでした。<br>
■ 水揚金額 2020年の水揚金額は35.6億
円であり、前年(32.7億円)の109%、過去10
年平均(39.0億円)の91%でした。サワラ・サゴ
シ・マイワシなどが過去10年平均を上回ったも
のの、マアジなど多くの主要魚種の水揚金額が
過去10年平均を下回りました。<br>
■ 産地価格 水揚金額の多い上位40魚種に
ついて、1995年を100とする産地価格指数を
計算したところ、2020年の指数は61.6で、前年(66.9)および過去10年平均(63.4)を下回りました。前
年と比較するとサバなどの単価が上昇したものの、マアジなどの主要魚種で単価が低下したことが、価
格指数の低下に影響しました。<br>
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