■ 今期(2020年11月~2021年3月)
の定置網による寒ブリの水揚量は653
トンで、前年(271トン)を上回り、過去
10年平均(601トン)並みでした。漁海
況情報462号では、今期の水揚量を
303トンと予想しており、それを大きく上
回る水揚げでした。予想を上回った要因
としては、想定よりも能登半島周辺の水
温分布がブリの来遊に適した条件であ
ったことが考えられます。今後、水温・資
源量・回遊などの要因を再検証し、予測精度の向上に努めていきたいと考えています。
■ 今期(2020年10月~2021年3月)の定置網によるフクラギの水揚量は268トンで、前年(416ト
ン)および過去5年平均(365トン)を下回りました。漁海況情報463号では、今期の水揚量を479トン
と予想しており、予想を下回る水揚げでした。
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