2021年4月21日水曜日

寒ブリ漁およびフクラギ漁のまとめ

■ 今期(2020年11月~2021年3月) の定置網による寒ブリの水揚量は653 トンで、前年(271トン)を上回り、過去 10年平均(601トン)並みでした。漁海 況情報462号では、今期の水揚量を 303トンと予想しており、それを大きく上 回る水揚げでした。予想を上回った要因 としては、想定よりも能登半島周辺の水 温分布がブリの来遊に適した条件であ ったことが考えられます。今後、水温・資 源量・回遊などの要因を再検証し、予測精度の向上に努めていきたいと考えています。
■ 今期(2020年10月~2021年3月)の定置網によるフクラギの水揚量は268トンで、前年(416ト ン)および過去5年平均(365トン)を下回りました。漁海況情報463号では、今期の水揚量を479トン と予想しており、予想を下回る水揚げでした。

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