■ 小型いか釣り漁船によるスルメイカ漁は後半に入っています。5月1日から6月20日の県内水揚量は565トンであり、前年(649トン)並みで、過去5年平均(1,400トン)を下回って推移しています。水揚げは6月上旬までは低調でしたが、6月16日以降、上向いてきました。
■ 銘柄(1箱当たりの入り尾数)別の箱数割合をみると、今年は20尾入りと25尾入りの割合が34%で、魚体の大きさは前年および過去5年平均よりも大きめとなっています。
■ 5月1日から6月20日までの延べ入港隻数は、1,380隻であり、前年(2,346隻)および過去5年平均(2,964隻)を下回っています。同期間の入港1隻当たりの水揚量を求めたところ、今年は410kgで、前年(277kg)を上回り、過去5年平均(460kg)を下回っています。6月20日現在、主な漁場は富来・門前沖にあり、輪島沖や佐渡以北ではまだ本格的な漁場は形成されていない模様です。
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