■ 調査船白山丸は7月30日から8月1日の期間に金沢沖の水深375~500mの海域でアマエビ(標準和名:ホッコクアカエビ)の分布量調査を行いました。この調査は、金属枠に袋網をつけた漁具を30分間曳網し、漁獲したアマエビの量や大きさから今後漁獲対象に成長する小型エビ(若齢エビ)の分布量を調べるもので、夏季と冬季の年2回実施しています。
■ 1歳(2021年生まれ)の1曳網当たりの採捕尾数は367尾と多く、同年級群が漁獲対象に成長する2025年以降に漁獲が上向くことが期待できる結果でした。一方で2歳(2020年生まれ)の1曳網当たりの採捕尾数は79尾と少なく、2024年に新たに漁獲サイズへ成長する個体は少ない可能性があります。
■ 県内主要港における2022年1月から7月末までのアマエビの水揚量は455トン(前年同時期比89%)でした。
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