■ 2022年の県内主要港(橋立・金沢・富来・輪島・蛸島・鵜飼・松波・宇出津・七尾地区)の定置網による水揚げの概要は以下のとおりです。
■ 水揚重量 2022年の水揚重量は20,105トンであり、前年(20,873トン)の96%、過去10年平均(18,064トン)の111%でした。過去10年平均と比較するとサバは201%であり、大きく増加しました。一方、マアジ・サワラ・サゴシ・フクラギ・コゾクラなどは少なめでした。
■ 水揚金額 2022年の水揚金額は40.1億円であり、前年(35.5億円)の113%、過去10年平均(37.5億円)の107%でした。ブリ・スルメイカ・サバなどが過去10年平均を上回ったものの、マアジ・フクラギ・コゾクラなどの魚種の水揚金額が過去10年平均を下回りました。
■ 産地価格 水揚金額の多い上位40銘柄について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2022年の指数は82.3で、前年(66.5)および過去10年平均(62.3)を上回りました。銘柄別に過去10年平均と比較するとマイワシの単価は低下したものの、ブリ・マアジ・サワラ・サゴシ・フクラギ・コゾクラ・スルメイカなど多くの主要魚種で単価が上昇しました。
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