2023年8月31日木曜日

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:8月18日~24日)

 ■ 調査船白山丸は8月18~24日に日本海中央部から北海道沖でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0~28.2尾でした。日本海中央部の平均CPUEは19.6尾であり、前年(5.3尾)および過去5年平均(14.3尾)を上回りました。定点調査ではないため厳密に比較できませんが、今年8月調査時点の日本海中央部のスルメイカの来遊量は前年および過去5年平均を上回っていると考えられます。一方、北海道沖のスルメイカの来遊量は少ないと考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は16.7cmであり、前年(21.9cm)および過去5年平均(21.0cm)より魚体は小型でした。





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