2023年9月19日火曜日

大型クラゲ情報 (期間:8月25日~9月8日)

 ■ 水産研究・教育機構と漁業情報サービスセンターが9月8日までに発表した大型クラゲに関する情報は以下のとおりです。日本海 山口県三島沖で操業する底曳網で、9月1日、2日、5日に1~3個体(傘径:60~100cm)の入網が確認されました。広島大学が9月3日に行ったフェリーによる隠岐海峡(七類・西郷間)の目視調査では、大型クラゲの出現は確認されませんでした。対馬海峡 水産研究教育機構が9月5日に行ったフェリーによる博多・釜山間の目視調査では、大型クラゲの出現は確認されませんでした。

■ 水産研究・教育機構が8月30日に発表した大型クラゲ調査のとりまとめ結果によると、今年の東シナ海における大型クラゲの発生量は昨年より少なく、日本周辺海域への出現は極めて少量にとどまっています。移動予測計算によると、今後、大型クラゲは日本海沖合を北上し、少量が10月中旬に津軽海峡に達するものの、隠岐諸島以東の沿岸域にはほとんど出現しないものと予測されています。

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