■ 調査船白山丸は5月20~25日に能登半島沿岸から日本海沖合(大和堆南部)でイカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0.0~1.4尾でした。今回調査の平均CPUEは0.3尾であり、前年同時期平均(0.5尾)および過去5年同時期平均(10.0尾)を下回りました。定点調査ではないため厳密には比較できませんが、今年5月調査時点のスルメイカの来遊量は前年および過去5年平均を下回っていると考えられます。
■ 本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は19.2cmであり、魚体サイズは前年(18.3cm)および過去5年平均(17.8cm)より大きめでした。
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