2025年3月3日月曜日

定置網の年間水揚状況のまとめ (期間:2024年1月~12月)

 

2024年の県内主要港(橋立・金沢・富来・輪島・蛸島・鵜飼・松波・宇出津・七尾地区)の定置網による水揚げの概要は以下のとおりです。なお、能登半島地震により、能登の一部定置網は操業を休止していました。

水揚量 2024年の水揚量は18,246トンで、前年(20,369トン)の90%、過去10年平均(19,000トン)の96%でした。過去10年平均に比べて、ブリ・マイワシ・サバ・ヒラマサなどが増加し、マアジ・スルメイカ・サワラ・サゴシなどが減少しました。

水揚金額 2024年の水揚金額は43.6億円で、前年(52.3億円)の83%、過去10年平均(39.0億円)の112%でした。過去10年平均に比べて、サワラ・サゴシ・カワハギ・ガンドなどが減少したものの、ブリ・マイワシ・ヒラマサなどが増加しました。

産地価格 水揚金額の多い上位40銘柄について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2024年の指数は95.2で、前年(84.3)および過去10年平均(67.6)を上回りました。過去10年平均と比較するとマイワシなどの単価は低下したものの、マアジ・フクラギ・コゾクラ・スルメイカ・カワハギなど多くの主要魚種で単価が上昇しました。






0 件のコメント:

コメントを投稿