2025年3月26日水曜日

石川県周辺海域の海面水温 (期間:3月1日~5日)

■ 石川県周辺の海面水温 3月5日の本県周辺(海岸線より 30海里程度)の海面水温は10~12℃台であり、過去5年平均 との差は-1.0~+1.5℃程度でした。

■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は10.5~10.9℃で、前 年同時期との差は-0.2℃、過去5年平均との差は-0.4~ -0.2℃でした。

■ 港内の水温 今期の水温は9.2~10.8℃で、前年同時期 との差 は-0.7~-0.1℃、過 去5年 平 均 との差 は-1.3~ -0.5℃でした。


底びき網の年間水揚状況のまとめ(期間:2024年1月~12月)

■ 2024年の県内主要港(橋立・金沢・富来・ 輪島・蛸島・鵜飼・松波・宇出津・七尾地区)の 沖合底びき網漁業と小型底びき網漁業による 水揚げの概要は以下のとおりです。なお、能登 半島地震により、能登の一部底びき網は操業を 休止していました。

■ 水揚量と水揚金額 2024年の水揚量は 2,508トンで、前年(3,785トン)の66%、過去 10年平均(4,352トン)の58%でした。過去 10年平均に比べて、ズワイガニ雌(香箱ガニ) などが多く、アマエビ・ハタハタ・マダラなどが 少なくなりました。2024年の水揚金額は33.1 億円であり、前年(40.6億円)の81%、過去 10年平均(36.3億円)の91%でした。過去10 年平均に比べて、ニギス・バイガイなどで多 く、アカガレイ・マダラ・スルメイカなどで少なく なりました。

■ 出漁回数 2024年の延べ出漁回数は 4,347回で、前年の59%、過去10年平均の 48%でした。2024年の1回出漁当たりの水揚 金額は76.1万円で、前年の139%、過去10年 平均の185%でした。

■ 産地価格 水揚金額の多い上位40魚種 について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2024年の指数は109.5で、過去10 年平均(91.5)を上回り、前年(108.2)並みでした。過去10年平均に比べて、ズワイガニ雌(香箱ガ ニ)などの単価が低下したものの、アマエビ・ハタハタ・マダラ・スルメイカなどの単価は上昇しました。

2025年3月3日月曜日

石川県周辺海域の海面水温 (期間:2月6日~10日)

 

沿岸の海面水温 210日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は1112℃台であり、過去5年平均との差は-0.5~+0.5℃程度でした。

沿岸観測ブイの水温 今期の水温は11.012.1℃で、前年同時期との差は-0.6~+0.2℃、過去5年平均との差は-0.3~+0.1℃でした。

港内の水温 今期の水温は7.711.3℃で、前年同時期との差は-2.3~±0.0℃、過去5年平均との差は-1.8~-0.6℃でした。








定置網の年間水揚状況のまとめ (期間:2024年1月~12月)

 

2024年の県内主要港(橋立・金沢・富来・輪島・蛸島・鵜飼・松波・宇出津・七尾地区)の定置網による水揚げの概要は以下のとおりです。なお、能登半島地震により、能登の一部定置網は操業を休止していました。

水揚量 2024年の水揚量は18,246トンで、前年(20,369トン)の90%、過去10年平均(19,000トン)の96%でした。過去10年平均に比べて、ブリ・マイワシ・サバ・ヒラマサなどが増加し、マアジ・スルメイカ・サワラ・サゴシなどが減少しました。

水揚金額 2024年の水揚金額は43.6億円で、前年(52.3億円)の83%、過去10年平均(39.0億円)の112%でした。過去10年平均に比べて、サワラ・サゴシ・カワハギ・ガンドなどが減少したものの、ブリ・マイワシ・ヒラマサなどが増加しました。

産地価格 水揚金額の多い上位40銘柄について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2024年の指数は95.2で、前年(84.3)および過去10年平均(67.6)を上回りました。過去10年平均と比較するとマイワシなどの単価は低下したものの、マアジ・フクラギ・コゾクラ・スルメイカ・カワハギなど多くの主要魚種で単価が上昇しました。