・集計期間 : 平成20年漁期(平成20年9月〜21年8月)
・漁業種類 : 石川県内主要港の大型定置網漁業と小型定置網漁業
・集計対象港:橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松波港・宇出津
港・七尾地区
ぶりの漁獲量は677トンで、平年の142%、前年の182%と好漁でした。
「寒ぶり」の漁期である12〜2月の漁獲量は430トンで、漁期の始まりが遅れたものの、12月下旬以降にまとまった水揚げが続いたことから、平年をやや上回りました。
がんどの漁獲量は191トンで、平年の113%、前年の61%でした。
ふくらぎ(こぞくらを含む。)の漁獲量は1,197トンで、平年の158%、前年の132%でした。
まあじの漁獲量は2,781トンで、平年の98%、前年の123%でした。盛漁期である5・6月の漁獲量は過去10年間で最も少ない値でしたが、7・8月は豆あじ主体で好漁となりました。
まさばの漁獲量は467トンで、平年の69%、前年の64%でした。
まいわしの漁獲量は207トンで、平年の49%、前年の42%でした。
さわら(さごしを含む。)の漁獲量は1,190トンで、平年の216%、前年の97%でした。
するめいかの漁獲量は1,155トンで、平年の144%、前年の210%でした。盛漁期である冬季(1〜3月)の漁獲量は前年に続いて平年を下回りましたが、5・6月は宇出津港・七尾地区主体に過去10年間で最も多い漁獲量となりました。
くろまぐろ(めじまぐろを含む。)の漁獲量は166トンで、平年の147%、前年の55%でした。まぐろ銘柄(20kg以上)は、記録的な豊漁となった前年には及びませんが、5・6月主体に平年をやや上
回りました。
まだいの漁獲量は212トンで、平年の95%、前年の57%でした。
あおりいかの漁獲量は174トンで、平年の100%、前年の77%でした。
主要魚種の年平均単価(1キログラム当たり)の推移を図5に示しました。平成20年漁期は、さわら(さごしを含む。)が589円、まあじが216円、ふくらぎが323円で、いずれも前年を上回りました。
一方、ぶりは1,021円、がんどは415円で前年を下回り、くろまぐろ(めじまぐろを含む。)は1,457円で前年並みでした。
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