・調査船白山丸は10月14日から19日に津軽海峡西方沖合から日本海中央部の大和堆付近でイカ釣り試験操業を行いました。
・津軽海峡西方沖合では、スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)が32.8〜73.7尾と高く、スルメイカは比較的高密度に分布しており、主な魚体サイズ(外套長)も24〜25�と大型であることが確認されました。これより南西の大和堆付近に至る海域では、CPUEは9.0〜26.7尾と分布密度はやや低い傾向にありました。
・調査海域の表面水温は17.5〜20.4℃と平年並みで、9月調査時に比べて水温は約6℃低下しました。
・スルメイカの南下にともない、今後、大和堆付近にも漁場が形成されると予想されます。
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