漁業情報サービスセンターが8月30日現在で集計した、最近2週間の1日あたりの入網、目視数の分布を上図に示しました。
・8月中旬以降対馬および隠岐周辺で出現量が増加するとともに、九州西方の底曳漁場でも大型クラゲの出現が認められています。
・8月30日現在では、主な分布域の東端は鳥取県沖付近にありますが、8月29日に京都府伊根の定置で1個体の入網が確認されているほか、8月31日には猿山西方沖15kmで本県まき網船が1個体の入網を確認しました。なお、白山丸は8月20日に能登半島の北390kmの沖合で1個体を視認しています。
8月30日に独立行政法人水産総合研究センターがとりまとめた大型クラゲの移動予測に関する情報は以下のとおりです。
・黄海~東シナ海で出現している大型クラゲは、9月上旬以降、対馬海峡西水道に加えて東水道からも日本海に流入する可能性が示されました。一方、8月下旬に黄海中央部~西部で確認された大型クラゲについては、今後引き続き黄海内部に滞留する可能性が示されました。
※今後、本県沿岸で大型クラゲの出現量の増加が見込まれます。引き続き今後の大型クラゲ情報にご注意ください。
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