2012年9月4日火曜日

調査船白山丸によるスルメイカ分布量調査結果


 調査船白山丸は8月18日から25日に日本海中央部~渡島半島西沖合でイカ釣り試験操業を行いました。


 スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は、日本海中央部の北緯40~41度の操業点で31.0~108.6尾と高く、スルメイカが高密度に分布していました。一方、渡島半島西沖合の北緯41度以北の操業点では、CPUEは0.2~8.3尾と低く、スルメイカはあまり分布していないことが分かりました。

 魚体サイズは外套長23㎝台が最も多く、昨年(外套長22㎝台が多かった)よりやや大きかったものの、外套長18㎝未満の小型個体も混じるなどサイズのバラつきが大きい傾向にありました。
(海洋資源部 四方崇文)

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