ヒョウモンダコは南日本の岩礁やサンゴ礁に生息する猛毒のタコです。今年に入って、長崎県、福岡県、島根県、福井県の日本海沿岸で数個体が確認されています。このタコの唾液にはフグ毒と同じテトロドトキシンが含まれており、咬みつかれたり食べたりすると、しびれ、血圧低下、呼吸困難などを起こし、死亡することもあります。体長10cmほどの小型のタコで、通常は茶褐色ですが、興奮すると体全体が黄色くなり、青いまだら模様が現れることが特徴です。石川県沿岸では報告されていませんが、タコ漁などで混獲されたときは不用意に触って咬みつかれないよう注意してください。このタコは死んでも毒があるので、食べたり販売することはできません。
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