調査船白山丸は8月2日から10日に積丹半島西沖合から大和堆周辺海域でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は、積丹半島西沖合では56.5尾、大和堆周辺海域では36.3~80.6尾と高く、これらの海域にスルメイカが多く分布していました。本調査の平均CPUEは38.8尾であり、前年8月調査(41.5尾)および過去5年間の8月調査平均(59.9尾)を下回りました。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は22.9cmであり、魚体サイズは前年(22.9cm)と同等で、過去5年平均(22.7cm)に比べてやや大きめでした。
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