11月6日にズワイガニ漁が解禁されました。橋立港・金沢港・輪島港・蛸島港の解禁後15日間の水揚量は雄ガニ(加能ガニ):65.2トン、雌ガ二(香箱ガニ):128.7トンでした。
水揚量の前年同期比は雄ガニ:117%、雌ガ二:135%であり、雌雄ともに前年を上回りました。同過去5年平均比は雄ガニ:91%、雌ガ二:120%であり、雄はやや少なく、雌は多い状況となっています。2010年から2012年には、雄ガニと雌ガ二の水揚量は減少傾向にありましたが、昨年から雌雄ともに増加に転じています。
出漁隻日当たりの水揚量の前年同期比は雄ガニ:129%、雌ガ二:149%、同過去5年平均比は雄ガニ:106%、雌ガ二:134%であり、雌雄ともに前年および過去5年平均を上回っています。石川県の底びき網漁業者は、従来から保護区設定などスワイガニの資源管理を継続実施しており、昨年漁期から雌ガ二の漁期短縮とミズガニの禁漁にも取り組んでいます。これらの取り組みが資源の安定や増加に寄与しているものと考えられます。
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