沿岸の海面水温 2月23日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は9~10℃台で、過去5年平均との差は-0.5~+0.5℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は10.2~11.3℃で、2月上旬から約1.0℃低下しました。前年同時期との差は+0.3~+1.0℃、過去3年平均との差は+0.1~+0.8℃でした。
港内の水温 今期の水温は8.8~11.2℃で、前年同時期との差は+1.0~+1.8℃、過去3年平均との差は+1.1~+1.3℃でした。
2015年2月27日金曜日
底びき網の年間水揚量のまとめ (期間:2014年1月~12月)
2014年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松 波港・宇出津港)の沖合底びき網と小型 底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。
水揚重量と水揚金額 2014年の水揚重量は4,735トンで、前年(5,122トン)の92%、過去10年平均(6,029トン)の79%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラが多かったものの、ハタハタ・ニギス・ホッケなどが少なく、ハタハタの減少が顕著でした。2014年の水揚金額は34.1億円であり、前年(35.0億円)の97%、過去10年平均(38.0億円)の90%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニは多かったものの、ハタハタ・ニギス・アカガレイなどが少なくなりました。
出漁回数 2014年の延べ出漁回数は10,724回で、前年の96%、過去10年平均の86%でした。また、2014年の1回出漁当たりの水揚金額は31.8万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2008年以降、概ね横ばいで推移しています。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2014年の指数は67.9で、前年(68.6)および過去10年平均(67.6)並みでした。過去10年平均に比べて、アマエビ・アカガレイ・ハタハタの単価は低下したもののズワイガニの単価は上昇しました。
水揚重量と水揚金額 2014年の水揚重量は4,735トンで、前年(5,122トン)の92%、過去10年平均(6,029トン)の79%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラが多かったものの、ハタハタ・ニギス・ホッケなどが少なく、ハタハタの減少が顕著でした。2014年の水揚金額は34.1億円であり、前年(35.0億円)の97%、過去10年平均(38.0億円)の90%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニは多かったものの、ハタハタ・ニギス・アカガレイなどが少なくなりました。
出漁回数 2014年の延べ出漁回数は10,724回で、前年の96%、過去10年平均の86%でした。また、2014年の1回出漁当たりの水揚金額は31.8万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2008年以降、概ね横ばいで推移しています。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2014年の指数は67.9で、前年(68.6)および過去10年平均(67.6)並みでした。過去10年平均に比べて、アマエビ・アカガレイ・ハタハタの単価は低下したもののズワイガニの単価は上昇しました。
石川県主要港の水揚状況 (期間:2月1日~15日)
定置網 スルメイカは134トン水揚げされました。12月上旬から2月中旬の累計は434トンであり、過去5年平均(229トン)を上回り、前年(442トン)並みで推移しています。フクラギ・ブリ・マイワシなどは前年を上回り、マアジ・カワハギ・ヤリイカなどは前年を下回りました。
底びき網・ごち網 アマエビは前年を上回り、ノトエビは前年並み、アカガレイ・ズワイガニ・ハタハタ・マダラ・ニギスなどは前年を下回りました。
その他(刺し網・釣り・採介藻など) スルメイカは前年を上回り、ベニズワイガニ・ガンドは前年並み、マダラ・アカガレイ・アマエビなどは前年を下回りました。
底びき網・ごち網 アマエビは前年を上回り、ノトエビは前年並み、アカガレイ・ズワイガニ・ハタハタ・マダラ・ニギスなどは前年を下回りました。
その他(刺し網・釣り・採介藻など) スルメイカは前年を上回り、ベニズワイガニ・ガンドは前年並み、マダラ・アカガレイ・アマエビなどは前年を下回りました。
2015年2月16日月曜日
石川県周辺海域の水温 (期間:2月8日~12日)
調査船白山丸のアマエビ調査結果 (期間:1月14日~16日)
調査船白山丸は1月14~16日に金沢沖の水深400~500mの海域でアマエビ(ホッコクアカエビ)の分布量調査を行いました。本調査は2008年から実施しており、縦150cm×横220cmの金属枠に長さ10m・網目16節の袋網を付けた漁具を30分間曳網し、稚エビの分布を調べています。
2010年生まれと2011年生まれのアマエビについては、これまでの調査から発生量が多い卓越年級群であることが分かっており、いずれも頭胸甲長20mm以上の漁獲対象サイズに成長したと考えられます。
今回の調査では、頭胸甲長20mm以上の個体の1回曳網当たりの入網尾数は428尾であり、過去5年平均(155尾)を大きく上回りました。このことから、2010年生まれと2011年生まれのアマエビは高い資源水準を維持したまま漁獲対象になったものと考えられます。
昨年の県内主要10港のアマエビの水揚量は793トンであり、過去10年間で2番目に多く、前年の580トンを大きく上回りました。2010年生まれの卓越年級群が漁獲対象になったため水揚量が増加したものと考えられます。今年から2011年生まれの卓越年級群も漁獲対象になることから、今後も好漁が続くと予想されます。
2010年生まれと2011年生まれのアマエビについては、これまでの調査から発生量が多い卓越年級群であることが分かっており、いずれも頭胸甲長20mm以上の漁獲対象サイズに成長したと考えられます。
今回の調査では、頭胸甲長20mm以上の個体の1回曳網当たりの入網尾数は428尾であり、過去5年平均(155尾)を大きく上回りました。このことから、2010年生まれと2011年生まれのアマエビは高い資源水準を維持したまま漁獲対象になったものと考えられます。
昨年の県内主要10港のアマエビの水揚量は793トンであり、過去10年間で2番目に多く、前年の580トンを大きく上回りました。2010年生まれの卓越年級群が漁獲対象になったため水揚量が増加したものと考えられます。今年から2011年生まれの卓越年級群も漁獲対象になることから、今後も好漁が続くと予想されます。
石川県主要港の水揚状況 (期間:1月16日~31日)
定置網 スルメイカは七尾地区を中心に137トン水揚げされました。12月上旬から1月下旬の累計は259トンであり、前年(387トン)を下回り、過去5年平均(128トン)を上回っています。フクラギ・マイワシなどは前年を上回り、ブリ・カワハギは前年並み、マアジ・サバは前年を下回りました。
まき網 フクラギは前年を上回り、ブリ・ガンド・サバは前年を下回りました。
底びき網・ごち網 アマエビ・ノトエビ・アンコウは前年を上回り、アカガレイ・ズワイガニ・マダラ・ミズウオは前年並み、ニギス・ハタハタは前年を下回りました。
刺網・釣り・その他 ガンド・アマエビは前年を上回り、マダラ・アカガレイは前年並み、フクラギ・ベニズワイガニは前年を下回りました。
まき網 フクラギは前年を上回り、ブリ・ガンド・サバは前年を下回りました。
底びき網・ごち網 アマエビ・ノトエビ・アンコウは前年を上回り、アカガレイ・ズワイガニ・マダラ・ミズウオは前年並み、ニギス・ハタハタは前年を下回りました。
刺網・釣り・その他 ガンド・アマエビは前年を上回り、マダラ・アカガレイは前年並み、フクラギ・ベニズワイガニは前年を下回りました。
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