2016年10月14日金曜日

大型クラゲ情報(期間:9月24日~10月6日)

■ 一般社団法人漁業情報サービスセンターが10月6日までに発表した大型クラゲに関する情報は次の通りです。
日本海(石川県以外) 山陰から北部日本海の広範囲で、定置網・底びき網・まき網で散発的な入網が続いています。9月24日には北海道の定置網に初入網がありました。9月下旬から10月にかけて、北部日本海や太平洋側での出現が目立ってきています。いずれも少量で、漁業被害になるような出現は確認されていません。9月26~27日に水産研究・教育機構の調査で目視、9月27日に島根県の調査で目視、9月29日に秋田県の調査で底びき網への入網、10月3日には鳥取県および新潟県の調査で入網がありました。いずれも1~10個体の少量でした。
■ 石川県内では、加賀・外浦海域の定置網で1日当たり1~40個体、底びき網で1曳網当たり1~20個体の入網が続いていおり、傘径100cmを超える大型個体も多く入網しています。内浦海域では現在入網情報はありませんが、十分注意してください。水産総合センターでは今後も大型クラゲの出現情報を収集・提供してまいります。大型クラゲの目視・入網情報等がありましたら、水産総合センターまでお知らせください。

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