沿岸の海面水温 2月23日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は10~11℃台であり、過去5年平均との差は±0.0~+0.5℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は10.5~11.9℃で、2月中旬から約0.3℃低下しました。前年同時期との差は-0.6~-0.3℃、過去3年平均との差は-0.5~+0.3℃でした。
港内の水温 今期の水温は9.5~11.0℃で、前年同時期との差は-1.1~-0.7℃、過去3年平均との差は-0.2~+0.2℃ でした。
2017年2月28日火曜日
調査船白山丸のアマエビ調査結果 (期間:1月17日~20日)
調査船白山丸は1月17~20日に金沢沖の水深375~450mの海域でアマエビ(ホッコクアカエビ)の分布量調査を行いました。本調査は2008年から実施しており、縦150cm×横220cmの金属枠に長さ10m・目合16節の袋網を付けた漁具を30分間曳網し、若齢エビの分布を調べています。
■ 2015年生まれである2歳エビは、1回の曳網当たり62尾採集されました。
■ 2014年生まれである頭胸甲長18mm前後の3歳エビは、1回の曳網当たり260尾採集され、2010年生まれ、2011年生まれに次いで、調査開始以降3番目に多く採集されました。アマエビの県内漁獲量は2012年以降増加し、現在高水準で推移していますが、特に2014・2015年の大幅な増加は2010年生まれ・2011年生まれが本格的に漁獲され始めたためと思われます。2016年の県内水揚量は904トンで、過去20年間で最も多かった2015年に次ぐ2番目の多さでした。2014年生まれが本格的に漁獲対象となる2018年以降も好漁が見込まれ、現在の高い漁獲量が長期間維持されることが期待できます。
■ 2015年生まれである2歳エビは、1回の曳網当たり62尾採集されました。
■ 2014年生まれである頭胸甲長18mm前後の3歳エビは、1回の曳網当たり260尾採集され、2010年生まれ、2011年生まれに次いで、調査開始以降3番目に多く採集されました。アマエビの県内漁獲量は2012年以降増加し、現在高水準で推移していますが、特に2014・2015年の大幅な増加は2010年生まれ・2011年生まれが本格的に漁獲され始めたためと思われます。2016年の県内水揚量は904トンで、過去20年間で最も多かった2015年に次ぐ2番目の多さでした。2014年生まれが本格的に漁獲対象となる2018年以降も好漁が見込まれ、現在の高い漁獲量が長期間維持されることが期待できます。
石川県主要港の水揚状況 (期間:2月1日~15日)
定置網 ブリ・サバは前年を上回り、スルメイカ・マアジ・カワハギは前年を下回りました。
まき網 ブリ・ガンドを中心とした水揚げでした。
底びき網・ごち網 アカガレイは48トン水揚げされました。1月上旬から2月上旬までの累計は86トンで、前年(72トン)および過去5年平均(97トン)並みでした。アマエビ・ズワイガニ・マダラは前年並み、ニギスは前年を下回りました。
刺網・釣り・その他 マダラは50トン水揚げされました。11月上旬から2月上旬までの累計は351トンで、前年(361トン)および過去5年平均(321トン)並みでした。フクラギは前年を上回り、ベニズワイガニは前年を下回りました。
まき網 ブリ・ガンドを中心とした水揚げでした。
底びき網・ごち網 アカガレイは48トン水揚げされました。1月上旬から2月上旬までの累計は86トンで、前年(72トン)および過去5年平均(97トン)並みでした。アマエビ・ズワイガニ・マダラは前年並み、ニギスは前年を下回りました。
刺網・釣り・その他 マダラは50トン水揚げされました。11月上旬から2月上旬までの累計は351トンで、前年(361トン)および過去5年平均(321トン)並みでした。フクラギは前年を上回り、ベニズワイガニは前年を下回りました。
2017年2月13日月曜日
石川県周辺海域の水温 (期間:2月4日~8日)
沿岸の海面水温 2月8日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は11~12℃台で、過去5年平均との差は±0.0~+0.25℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は11.1~12.5℃で、1月下旬から約0.7℃低下しました。前年同時期との差は-0.7~-0.1℃、過去3年平均との差は-0.6~-0.1℃でした。
港内の水温 今期の水温は9.7~11.7℃で、前年同時期との差は-0.6~-0.1℃、過去3年平均との差は-0.2~+0.1℃でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は11.1~12.5℃で、1月下旬から約0.7℃低下しました。前年同時期との差は-0.7~-0.1℃、過去3年平均との差は-0.6~-0.1℃でした。
港内の水温 今期の水温は9.7~11.7℃で、前年同時期との差は-0.6~-0.1℃、過去3年平均との差は-0.2~+0.1℃でした。
底びき網の年間水揚量のまとめ (期間:2016年1月~12月)
2016年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網と小型底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。
水揚重量と水揚金額 2016年の水揚重量は4,659トンで、前年(4,899トン)の95%、過去10年平均(5,705トン)の82%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラ・その他フグ類などが多く、ハタハタ・アカガレイ・ズワイガニなどが少なくなりました。2016年の水揚金額は37.4億円であり、前年(38.6億円)の97%、過去10年平均(37.3億円)の100%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニ・その他フグ類などが多く、ハタハタ・アカガレイ・ニギスなどが少なくなりました。
出漁回数 2016年の延べ出漁回数は10,268回で、前年の91%、過去10年平均の86%でした。また、2016年の1回出漁当たりの水揚金額は36.4万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2008年から2014年まで、31.7万円程度で概ね横ばいで推移してきましたが、2016年は2015年に続いて上昇しました。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2016年の指数は83.1で、前年(79.9)並みで過去10年平均(69.3)を上回りました。過去10年平均に比べて、ハタハタ・アマエビなどの単価は低下したものの、ズワイガニ・コウバコガニなどの単価が上昇し、全体の価格指数を引き上げました。
水揚重量と水揚金額 2016年の水揚重量は4,659トンで、前年(4,899トン)の95%、過去10年平均(5,705トン)の82%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラ・その他フグ類などが多く、ハタハタ・アカガレイ・ズワイガニなどが少なくなりました。2016年の水揚金額は37.4億円であり、前年(38.6億円)の97%、過去10年平均(37.3億円)の100%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニ・その他フグ類などが多く、ハタハタ・アカガレイ・ニギスなどが少なくなりました。
出漁回数 2016年の延べ出漁回数は10,268回で、前年の91%、過去10年平均の86%でした。また、2016年の1回出漁当たりの水揚金額は36.4万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2008年から2014年まで、31.7万円程度で概ね横ばいで推移してきましたが、2016年は2015年に続いて上昇しました。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2016年の指数は83.1で、前年(79.9)並みで過去10年平均(69.3)を上回りました。過去10年平均に比べて、ハタハタ・アマエビなどの単価は低下したものの、ズワイガニ・コウバコガニなどの単価が上昇し、全体の価格指数を引き上げました。
石川県主要港の水揚状況 (期間:1月16日~31日)
定置網 マアジ・ブリは前年を上回り、サバは前年並み、カワハギ・スルメイカは前年を下回りました。
まき網 ガンド・ブリ・フクラギを中心とした水揚げでした。
底びき網・ごち網 アマエビ・アカガレイ・ニギスは前年を上回り、ズワイガニは前年並みでした。
刺網・釣り・その他 マダラは38トン水揚げされました。11月上旬から1月下旬までの累計は282トンで、前年(316トン)並みで過去5年平均(219トン)を上回りました。ガンド・アマエビは前年を上回り、ベニズワイガニは前年を下回りました。
まき網 ガンド・ブリ・フクラギを中心とした水揚げでした。
底びき網・ごち網 アマエビ・アカガレイ・ニギスは前年を上回り、ズワイガニは前年並みでした。
刺網・釣り・その他 マダラは38トン水揚げされました。11月上旬から1月下旬までの累計は282トンで、前年(316トン)並みで過去5年平均(219トン)を上回りました。ガンド・アマエビは前年を上回り、ベニズワイガニは前年を下回りました。
登録:
投稿 (Atom)