沿岸の海面水温 2月23日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は9~10℃台であり、過去5年平均との差は-0.5~±0.0℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は9.7~11.3℃で、2月上旬から約0.7℃低下しました。前年同時期との差は-0.9~-0.6℃、過去3年平均との差は-1.2~-0.5℃でした。
港内の水温 今期の水温は8.4~9.6℃で、前年同時期との差は-1.3~-0.6℃、過去3年平均との差は-1.6~-0.9℃ でした。
2018年2月28日水曜日
調査船白山丸のアマエビ調査結果 (期間:1月13日~18日)
調査船白山丸は1月13~18日に金沢沖の水深375~500mの海域でアマエビ(標準和名:ホッコクアカエビ)の分布量調査を行いました。この調査は冬期と夏期の年2回実施しており、金属枠に袋網をつけた漁具を30分間曳網し、稚エビの分布を調べています。
アマエビは4歳以降に漁獲サイズとなるため、2~3歳の稚エビの分布量からその後の漁獲動向が予想できます。2012年には2010年生まれの2歳エビが多く分布しており、これらは2014年に漁獲サイズに成長して、漁獲量の増加をもたらしました。今回の調査では2016年生まれの2歳エビの採集尾数は1網あたり57尾、2015年生まれの3歳エビの採集尾数は49尾と分布量が少なかったことから、今後の水揚量が伸び悩む可能性があります。
2017年の県内主要港のアマエビ水揚量は863トンで、2015年以降高水準で推移しています。漁業者の方々においては、引き続き資源の有効利用に努めるようお願いします。
石川県主要港の水揚状況 (期間:2月1日~15日)
定置網 カワハギは前年を上回り、マアジ・サバは前年並み、ブリは前年を下回りました。マイワシは806トン水揚げされました。1月前半から2月前半までの累計は808トンで、前年(0トン)および過去5年平均(155トン)を上回りました。スルメイカは156トン水揚げされました。12月前半から2月前半までの累計は366トンで、前年(76トン)および過去5年平均(238トン)を上回りました。
まき網 ブリを中心とした水揚げでした。
底びき網・ごち網 アカガレイ・アマエビ・ニギスは前年を下回りました。
刺網・釣り・その他 ベニズワイガニは前年並み、マダラは前年を下回りました。
まき網 ブリを中心とした水揚げでした。
底びき網・ごち網 アカガレイ・アマエビ・ニギスは前年を下回りました。
刺網・釣り・その他 ベニズワイガニは前年並み、マダラは前年を下回りました。
2018年2月15日木曜日
石川県周辺海域の水温 (期間:2月5日~9日)
沿岸の海面水温 2月9日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は9~10℃台で、過去5年平均との差は-2.5~-0.5℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は10.5~11.8℃で、1月下旬から約0.8℃低下しました。前年同時期との差は-0.9~-0.6℃、過去3年平均との差は-1.0~-0.7℃でした。
港内の水温 今期の水温は7.9~9.4℃で、前年同時期との差は-2.3~-1.7℃、過去3年平均との差は-2.3~-2.0℃でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は10.5~11.8℃で、1月下旬から約0.8℃低下しました。前年同時期との差は-0.9~-0.6℃、過去3年平均との差は-1.0~-0.7℃でした。
港内の水温 今期の水温は7.9~9.4℃で、前年同時期との差は-2.3~-1.7℃、過去3年平均との差は-2.3~-2.0℃でした。
底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2017年1月~12月)
2017年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網と小型底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。
水揚重量と水揚金額 2017年の水揚重量は4,532トンで、前年(4,659トン)の97%、過去10年平均(5,534トン)の82%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラ・フグ類などが多く、ハタハタ・ニギス・アカガレイなどが少なくなりました。2017年の水揚金額は36.7億円であり、前年(37.4億円)の98%、過去10年平均(37.1億円)の99%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニ・フグ類・マダラなどが多く、ハタハタ・アカガレイ・ニギスなどが少なくなりました。
出漁回数 2017年の延べ出漁回数は9,608回で、前年の94%、過去10年平均の83%でした。また、2017年の1回出漁当たりの水揚金額は38.2万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2015年以降上昇傾向にあります。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2017年の指数は85.5で、前年(83.0)並みで、過去10年平均(70.8)を上回りました。過去10年平均に比べて、ニギスなどの単価は低下したものの、ズワイガニ・コウバコなどの単価が大きく上昇し、全体の価格指数を引き上げました。
水揚重量と水揚金額 2017年の水揚重量は4,532トンで、前年(4,659トン)の97%、過去10年平均(5,534トン)の82%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラ・フグ類などが多く、ハタハタ・ニギス・アカガレイなどが少なくなりました。2017年の水揚金額は36.7億円であり、前年(37.4億円)の98%、過去10年平均(37.1億円)の99%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニ・フグ類・マダラなどが多く、ハタハタ・アカガレイ・ニギスなどが少なくなりました。
出漁回数 2017年の延べ出漁回数は9,608回で、前年の94%、過去10年平均の83%でした。また、2017年の1回出漁当たりの水揚金額は38.2万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2015年以降上昇傾向にあります。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2017年の指数は85.5で、前年(83.0)並みで、過去10年平均(70.8)を上回りました。過去10年平均に比べて、ニギスなどの単価は低下したものの、ズワイガニ・コウバコなどの単価が大きく上昇し、全体の価格指数を引き上げました。
石川県主要港の水揚状況 (期間:1月16日~31日)
定置網 カワハギ・サバ・ブリは前年を上回り、マアジは前年並みでした。スルメイカは114トン水揚げされました。12月前半から1月後半までの累計は210トンで、前年(46トン)および過去5年平均(166トン)を上回りました。
まき網 ブリは前年を上回り、ガンドは前年を下回りました。
底びき網・ごち網 ニギスは前年並み、アマエビ・アカガレイは前年を下回りました。
刺網・釣り・その他 ベニズワイガニは前年を上回り、マダラは前年並み、アマエビは前年を下回りました。
まき網 ブリは前年を上回り、ガンドは前年を下回りました。
底びき網・ごち網 ニギスは前年並み、アマエビ・アカガレイは前年を下回りました。
刺網・釣り・その他 ベニズワイガニは前年を上回り、マダラは前年並み、アマエビは前年を下回りました。
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