調査船白山丸は9月7日から13日に日本海中央部(大和堆付近)でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は4.8~11.9尾と全般的に低く、スルメイカはあまり分布していませんでした。本調査の平均CPUEは8.3尾であり、前年同時期平均(25.7尾)および過去5年同時期平均(36.7尾)を大きく下回りました。定点調査ではないため厳密に比較できませんが、今年9月の日本海中央部のスルメイカの分布量は前年および過去5年を下回っていると考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は20.0cmであり、魚体は前年(22.3cm)および過去5年平均(22.9cm)よりも小型でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿