2019年10月15日火曜日

「第41回石川の農林漁業まつり」が開催されました。


■ 第41回石川の農林漁業まつりが10月5日、6日の2日間、県産業展示館4号館で開催されました。会場には展示や販売、体験など130のブースが設けられ、農産物コーナーでは秋が旬のブロッコリーや能登栗、キノコなどが並び、JA県青壮年部協議会による餅つきも行われ、会場が盛り上がりました。水産物コーナーでは、JFいしかわが海女採りワカメ、輪島フグの加工品、各種一夜干し等を、同小木支所が冷凍スルメイカを、小松支所が小豆貝のうま煮を販売しました。また、屋外のいしかわ青空バザールでも、県漁協青壮年部連合会と県漁業士会が合同で、「The 漁師の唐揚げ」として、アマエビ、ハタハタ、イカ、タコの唐揚げを販売し、いずれも完売となる大盛況でした。

■ 石川県水産課・水産総合センターが出展する漁業ひろばでは、「石川の漁業」、「能登とり貝」、「輪島の海女漁」、「いしかわ里山どじょう」を紹介するパネルや漁具等を展示しました。
  「ブリの動きを追え」のコーナーでは、電子標識を装着したブリを水槽で展示し、生きて泳ぐブリに大人、子どもを問わず関心を持っていただくことができました。この電子標識は水温、水深、照度センサーとそのデータを保存するメモリ等を内蔵している小型ハイテク機器であり、腹腔に装着し放流したブリから機器を回収することで、そのブリが遊泳していた水温、水深、さらには遊泳位置を推定することができます。
  漁業ひろばで毎年人気コーナーとなっている海藻しおり工作では、子供たちの海藻選びに時間をかけて取り組む姿が、ふれあい水槽では服を濡らしながら水槽の魚を追いかける姿がみられました。

■ 水産総合センターに併設する“うみとさかなの科学館”(能登町宇出津新港)では、標識ブリの飼育や、海藻しおり工作などの工作教室を月替わりで開催しているので、ぜひお越しください!(金吹実佐子)

0 件のコメント:

コメントを投稿