2020年7月31日金曜日

大型クラゲ情報 (期間:7月8日~7月22日)

■ 水産研究教育機構及び漁業情報サービスセンターが7月22日までに発表した大型クラゲに関する情報は以下のとおりです。
日本海 長崎県(対馬)の定置網では、7月8日以降も大型クラゲの入網が続いています。1日当たりの入網個体数は概ね数個体(傘径20~50cm)ですが、ときどき20~100個体の入網がみられます。鳥取県の隠岐諸島近海では、7月21日に1個体(傘径40cm)が目視されました。
対馬海峡 水産研究教育機構が行った博多・対馬間のフェリーによる目視調査では、7月8~9日に21個体(傘径40~60cm)、7月21~22日に2個体(傘径50~60cm)が確認されています。広島大学が行ったセスナ機による目視調査では、7月17日に壱岐周辺で4個体が確認されています。
■ 韓国が行ったフェリーによる調査によると、済州海峡で大量のクラゲが目視されています。これらは韓国側の対馬海峡西水道から日本海に来遊していると考えられ、今後の状況に注意が必要です。

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