2020年8月14日金曜日

大型クラゲ情報 (期間:7月15日~8月7日)

■ 水産研究教育機構、並びに漁業情報サービスセンターが8月7日までに発表した大型クラゲに関する情報は以下のとおりです。
日本海
 長崎県(対馬)の定置網では、大型クラゲの入網が続いていますが、1日当たりの入網個体数は1~20個体(傘径30~70cm)であり、まとまった入網はみられません。
 本州日本海側の定置網では、大型クラゲ(傘径30~100cm)の入網が散発的にみられ、島根県では7月15日~8月6日に1日当たり1~20個体、兵庫県では8月7日に1個体、京都府では8月2~5日に11個体、福井県では8月2日に1個体、石川県では8月5~7日に2個体、新潟県では8月3日に1個体が確認されています。

対馬海峡
 水産研究教育機構が8月5~6日に行った博多・対馬間フェリーによる目視調査、並びに広島大学が8月1日に行ったセスナ機による目視調査では、大型クラゲは確認されませんでした。

東シナ海
 水産研究教育機構が7月20~26日に行った調査船陽光丸による調査では、大型クラゲが目視により996個体が確認され、調査ネットにより2個体(傘径64cm)が採集されました。

■ 日本海側各県では、散発的な入網がみられるようになっており、今後の動向に注意が必要です。

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