2020年9月2日水曜日

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:8月18日~27日)

■ 調査船白山丸は8月18日から27日に能登半島沿岸から日本海中央部(大和堆周辺)の沖合海域でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は2.6~17.9尾でした。日本海中央部の沖合海域の平均CPUEは10.0尾であり、前年同時期の平均(21.7尾)および過去5年平均(18.1尾)を下回りました。定点調査ではないため厳密に比較できませんが、今年8月の日本海中央部のスルメイカの分布量は前年および過去5年平均を下回っていると考えられます。また、本調査のスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は19.2cmであり、前年(20.0cm)および過去5年平均(21.1cm)を下回りました。

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