■ アオリイカは日本海側では青森県以南の沿岸域に分布し、水温の季節変動にあわせて、春に北上し、秋に南下します。石川県
では南下期の個体が漁獲対象となっており、9~12月に主に定置網によって漁獲されます。
■ 定置網による水揚量は、これまでの調査から、9月上旬宇出津港の水温との間に関係性が認められており、水温が高いほど水
揚量が多いことが判明しています。今年の水温28.9℃であり、この値を水温と水揚量の関係式(※)に当てはめると、今年9~
12月の定置網による水揚量は232トン程度と推定され、前年(103トン)および過去5年平均(119トン)を上回ると予想されます。
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