■ 2020年漁期(昨年11月~今年3月)の
底びき網漁船による県内主要港(橋立港・
金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港)
へのズワイガニの水揚状況は以下のとおり
でした。
■ 2020年漁期の雄ガニ(加能ガニ)の水
揚量は157 トンで、前年( 178 トン) の
88%、過去5年平均(200トン)の79%でし
た。2011年漁期以降、雄ガニの水揚量は
減少傾向にあります。2020年漁期の雌ガ
ニ(香箱)の水揚量は80トンで、前年(83ト
ン)の97%、過去5年平均(119トン)の
68%でした。今漁期は出漁隻日数が少なく
水揚量も少なくなりました。
■ 2020年漁期の雄ガニのキログラム単
価は5,766円で、前年(4,896円)および過
去5年平均(4,854円)を上回りました。雌
ガニの単価は4,034円で、前年(3,400円)
および過去5年平均(2,619円)を上回りま
した。2015年以降、雄ガニおよび雌ガニの
単価はともに高水準で推移しています。2020年漁期の総水揚金額(12.2億円)は前年(11.5億円)
を上回り、過去5年平均(12.3億円)並みでした。
■ 本県の底びき網漁業者は資源を保護するために、雌ガニの漁期短縮や雄ガニ(ミズガニ)の禁漁
など資源管理に積極的に取り組んでいます。
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