2022年6月21日火曜日

小型いか釣りのスルメイカ水揚状況 (期間:5月1日~6月10日)

 ■ 水揚げが始まってから約1カ月がたちました。5月1日から6月10日の県内水揚量は270トンであり、前年(419トン)および過去5年平均(998トン)を下回って推移しています。

■ 銘柄(1箱当たりの入り尾数)別の箱数割合をみると、今年は20尾入りと25尾入りの割合が30%で、魚体の大きさは前年および過去5年平均並みとなっています。

■ 5月から6月10日までの延べ入港隻数を集計したところ、今年の入港隻数は982隻であり、前年( 1,722 隻) および過去5 年平均(2,372隻)を下回っています。5月から6月10日までの入港1隻当たりの水揚量を求めたところ、今年は245kgで、前年(244kg)並みで過去5年平均(431kg)を下回っています。従って、これまでの県沿岸へのスルメイカの来遊量は前年並みで過去5年平均を下回っていると考えられます。6月10日現在、漁場は門前・輪島沖にあり、佐渡以北ではまだ本格的な漁場は形成されていない模様です。







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