■ 小型いか釣り漁船によるスルメイカの水揚げは終盤を迎えています。5~7月の県内水揚量は1,588トンで、前年(1,341トン)を上回ったものの、過去5年平均(2,431トン)を下回りました。漁海況情報497号では、5~7月の水揚量は前年および過去5年平均を上回ると予想しましたが、予想を下回る結果となりました。
■ 20尾入りと25尾入りの銘柄割合は合計57%で、過去5年平均の40%よりも高く、魚体サイズは漁期全体では過去5年平均よりも大きめでした。
■ 5~7月の延べ入港隻数は3,322隻であり、前年(4,433隻)および過去5年平均(4,739隻)を下回りました。今年は前年や前々年と同様に漁場の新潟以北への北上が遅く、7月に入っても本県沿岸で操業が続きましたが、漁期全体を通して入港隻数が少なかったことから、全体の水揚量は過去5年平均を下回りました。
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