2022年8月19日金曜日

大型クラゲ情報 (期間:7月19日~8月8日)

■ 水産研究教育機構、並びに漁業情報サービスセンターが発表した7月19日から8月8日までの大型クラゲに関する情報は以下のとおりです。

日本海 長崎県(対馬)の定置網では大型クラゲの入網が続いています。1日当たりの入網個体数は、8月1日までは2~50個体(傘径30~120cm)でしたが、8月2~3日には300~500個体(傘径60~120㎝)の大量入網があり、網上げ作業に支障が出ています。また、本州日本海側では、7月20~21日に島根県沖のまき網で10~20個体(傘径60㎝前後)の入網があったほか、7月26日に島根県沿岸の底びき網で1個体(傘径60㎝)の入網がありました。

対馬海峡 水産研究・教育機構が7月26~27日および8月2~3日に行った博多・対馬間フェリーによる目視調査では、計90個体(傘径10~70cm)が確認されました。東シナ海 水産研究・教育機構が7月25~31日に行った調査船陽光丸による調査では、目視では確認されなかったものの、調査ネットで3個体(77cm~106cm)採集されました。

■ 本州日本海側では山陰まで分布が確認されており、今後も動向に注意が必要です。

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